書籍・雑誌

どくしょきろく

めぐみ(妻)です。

ここのところ、翻訳ものばかり読んでました。

グリーンスパンも心酔したという思想家アイン・ランドの「水源」。
神がいない現代アメリカの、ひとつの考え方の流れを大まかに掴むには最適の書。
しかもこの本は知的層の若者の必読書となっているというのだから、この思想のアメリカにおける位置がおのずとわかるというものです。
日本人には掴みにくい個人主義のとらえ方の一つの答えがここにあると思います。
この考え方を知っておくために、お忙しいビジネスマンの皆さんも読んで損はない一冊です。なんたって小説なので読みやすいし、お正月休みにでもぜひ。

そしてアダム・ファウアー「数学的にありえない」
こちらは奇想天外でジェットコースターな痛快サスペンス小説(そんな括りがあるのかしら)。
量子力学、確立学、統計学の専門知識がちりばめられてるんですが、骨から文系のわたしにはサッパリ理解できないにも関わらず大変面白い。シュレディンガーの猫だのラプラスの魔だのハイゼンベルクの不確定性理論だのが飛び交ってます。
おお、なんと世界は神がかっているのか!とよくわからない感嘆をしてしまいました。

それから、いくつかのヴィレッジブックスのロマンチックサスペンス。
天気の悪い寒い日の午後に、ひざかけにくるまってお茶を片手に読むには最適ですね、この手のは。

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冬がやってくる

めぐみ(妻)です。

ここ数日、急に寒くなりました。
各地で、初冠雪・初氷・初霜が観測された模様。例年よりずっと早いですね。

さて、10月になると決まって読みたくなるのがブラッドベリ「10月はたそがれの国」。
そして寒くなり始めて、さあ冬がくるぞとなると、「氷と炎の歌シリーズ」が読みたくなります。
まだまだ続いているこの長い物語は、雪と氷の描写から始まります。

舞台は季節が不規則にめぐる世界。統一国家“七王国”では、かつて絶対的支配を誇った古代王朝が駆逐されて以来、新王の不安定な統治のもと玉座を狙う貴族たちが蠢いている。北の地で静かに暮らすスターク家もまた、争いの渦を避けることはできなかった。父エダードが王の補佐役に任じられてから、6人の子供らまでが次第に覇権をめぐる陰謀に巻きこまれてゆく…怒涛の運命に翻弄される人人を描いた壮大な群像劇、開幕。 (「BOOK」データベースより)

百年戦争とか薔薇戦争とかのあたりの中世欧州をベースに、ドラゴンや不可思議な生き物たちでファンタジックに味付けした、大河ドラマ。ってところかしら?
ファンタジー要素がダメなひとは食わず嫌いするかもしれませんが、まあひとつ読んでみてくださいよ(長いけど)。

「坂の上の雲」も読み直したいし。読みたい本がありすぎー。

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「とんび」

めぐみ(妻)です。

「とんび」重松清

重松清には、不覚にも何度も泣かされてるのですが、これもうっかりうるうるしちゃいました。
タイトルのとんびは、とんびが鷹を生むのとんび。
乱暴者だけど照れ屋でハートの熱い昭和のオトコ・ヤスさんが、男手ひとつで息子アキラを育て上げる父子鷹物語。

親馬鹿で時に厳しく時に甘いヤスさんの『父の愛』が、もうたまらんです。
ムスメとしては、父と息子の関係ってよくわかんないものがあるので、実に興味深いです。
親って、ありがたいなあ!

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「天使」「雲雀」

めぐみ(妻)です。

ここのところ、関東北部は天気が悪く寒さもひとしお…。そうなると、すっかり『おこもりモード』になってしまいます。図書館で借りてきた本を片端からやっつける日々。ああ幸せ。

そんなわけで、佐藤亜紀「天使」「雲雀」読了。
ああ、いいなあ。佐藤亜紀。大好きです。
娯楽作品だし、決して難解ではないと思うのですが、基本的に物語に入り込むのに必要な背景の説明がほとんどないので、何が何だかワカリマセンと放り出したくなる向きもおられましょう。万人に勧められるとは思いません。が、面白いですよお!19世紀末の欧州没落貴族の退廃的だったり倦怠感漂う空気や破天荒なワケワカラナサが嫌いでなければ、ぜひ。

これとほぼ同時進行していたのが、福井晴敏「op.ローズダスト」
福井晴敏らしく、悩める少年と中年親爺が信頼関係を築いてます。怒れる若者、醜い大人、歪んだ社会構造、中二病まであと一歩的ガンダム小説というか…。
『大人になれない日本』というテーマについては日本人全員が考えなければいけないとは思いますけど。立てよ若者!とも思うんですけど。ま、面白かったんですけどね。

そしてさらに土井善晴「お箸で食べる洋食」、永井路子「葵を咲かせた女たち」と、ジャンルもいろいろな本がたくさん。ああ楽しい。

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2008年 みやびめぐみ的 年間ヒット

みやびめぐみ(夫婦)です。

ついにというか、もうというか、2008年も大晦日ですね。
うちは大晦日のTVは毎年紅白をつけている(『観ている』というほどでもない)ので、今も紅白が映っています。
いやぁ~最近の曲やアーティストはさっぱりわかりませんね。まあ別に覚えようとも思いませんが。

大晦日ということで、今年の夫婦のヒット商品や大きな出来事等を挙げてみようかと思います。

おっとその前に、期待外れだった感のあるものも併せて挙げてみます。
(コメントは夫婦共同で記載しました)


◆期待外れだった感の強いもの

×アニメ『崖の上のポニョ』
(ポニョのかわいさと主題歌のくちずさみやすさ、絵のきれいさだけは評価できる)

×アニメ『ヤッターマン』
(…。芸能人出さないと視聴率取れんのか?)

×映画『インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国』 
(19年ぶりの新作なのに…。言わずもがなのがっかり作品)

×『手塚治虫記念館』
(ここに故手塚先生への愛はあるのか本当に!?)


♪ヒットしたもの

○アニメ『のだめカンタービレ・巴里編』
(話すっ飛ばしすぎな感はあったけど、やっぱり面白かった)

○アニメ『巌窟王』
(2004年のアニメですが、今さらと言わないで。NHK-BS2の放送で初見。カヴァルカンティとかヴァランティーヌとか覚えられない長い名前や目がちかちかしそうなテクスチュアと独特の音楽が癖になるんです…)

○アニメ『COWBOY BEBOP』
(1998年のアニメですが、今さらと言わないで。こちらもNHK-BS2の放送で初見。音楽といいクールでカッコいいですねー。妻は初めはビーバップハイスクールだと思って観てませんでした。にしてもNHK-BS2恐るべし。現在放送中の『蟲師』も気になる)

○映画『WALL・E(ウォーリー)』
(ウォーリーが切なくてかわいくてかわいくて…!)

○NHK英語教育『リトル・チャロ』
(チャロがかわいくてかわいくてかわいくて…英語?頭に入ってません)

○NHK大河ドラマ『篤姫』
(妻は毎週楽しみに観てました。時代劇ホームドラマ!)

○クラシック音楽:NHK音楽バラエティ『名曲探偵アマデウス』ほか
(コンサートにもいろいろ行ったり、2008年はみやびめぐみ的クラシック音楽元年!?)

○本『氷と炎の歌 乱鴉の饗宴』
(これは妻だけですが。大好きなシリーズの4作目でした)

○本『西の果ての年代記 パワー』
(これも妻だけですが。大好きなシリーズの三部作完結でした)

○プラモデル『R3 1/100 ウォーカーギャリア』
(これは夫。25年前に発売予定だったものが発売中止になり、今年四半世紀を経て発売されました。何だかもったいなくて作れません。25年前に欲しかったものを今買うって感覚は、妻にはわからない様です)

○『機動武闘伝Gガンダム』
(1994年のアニメですが、テレビ埼玉の放送で初見。夫はガンダムである必要はないけど作品としては面白いという評価。妻は「千秋先輩(声:関智一)が光ってうなってる~」)

◎ブログ開設
(夫にとっては愚痴のはけ口にもなったかな?妻にとっては日記と言うか覚え書ですか。)


という感じですね。

来年もいろいろ面白いことがあると良いなあ…いや、受け身でなく積極的に面白いことを起こしていこうと思います。

それでは皆様、良いお年をお迎え下さい。
気が向いたら2009年もお付き合いいただきたく、よろしくお願いします。

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モンテ・クリスト伯

めぐみ(妻)です。

アニメ『巌窟王』がおもしろかったもんで、何十年ぶり(!)かにしかも子供用ではない完訳『モンテ・クリスト伯』読みました~!おもしろいですー。さすが大デュマ。
この世界的名作に対し、いまさらわたしがどうこう言うのも何なので、ざっくり内容とは関係ない感想などを。

混乱したのは、出てくる通貨単位が多いこと!
フランをはじめ、エキュ・ルイ・リーヴル・ピアストルと出てくる出てくる。しかも同時に。あちらには3万フランの馬を贈り、こちらには1000ルイもの大金をかけた、とかそういう感じで。
何でもそうなんですが、読みながら通貨単位とか度量衡を(不可能とわかっていても)つい現代日本に換算しちゃうんですね。おおまかにでも掴みたくて。読みながら必死に金勘定するわたしは、ただのケチなのか。

『庶民の信号師の年収が300フランで、5000フランもあればこぎれいな家と1800坪(!)の土地が買える』なんですってさ。ということは、感覚的には1フラン1万円と換算してもいいですか(誰に確認とってるんでしょう)
そうすると、年に5万フランもらってるらしい無職のアホベールもといアルベール21歳の年収は5億円ってことですか。フランツは1週間の旅行のために100ルイ≒2000万円を用意したってことですか。そりゃ革命も起こりますわなあ。当時のフランスのGDPってどれくらいなんだろう。

でもきっと、当時の庶民の皆さんだって「5万フラン」て言われたって、すっごいお金持ちなんだなーくらいの感じでしょうね。モンテ・クリスト伯の財産がちょっとした国家予算に匹敵するとか言われたらもはや自分の身の丈じゃ測れませんわ。

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晩秋だけど、すべりこみ読書の秋

めぐみ(妻)です。

年がら年中本を読んでますが、晩秋とはいえ一応まだ秋ですし、すべりこみ『読書の秋』ということで。

NHKBS2で再放送していた「巌窟王」が終わってしまいました(正しくはまだあと1話あるけど)…!
実際は2004年~05年に放映していた番組ですが、今さらながらハマり毎週夫と共に楽しみに観ていたので、終わっちゃうのがさみしいです。主人公アルベールのあまりの子供っぽい言動に『アホベール』と名をつけて愛してきたのに…。

もとい。
残念ながら終わってしまったことですし、大デュマの「モンテ・クリスト伯」に挑むことにしました。子供の頃に児童書で読んではいましたが、今度は大人用の世界文学全集で挑戦だ!

Gankutu1

年季のある風情の本は大好きです。

古い訳本の、現代人的にはわかりにくい言い回しや語句が何とも言えず滋味を醸していて好きなんですが、今回図書館で借りてきたこの集英社版は1980年判なので、全集モノとしては比較的訳が新しいようです。

Kouyou3

これは近所のイチョウ。こっくりとした黄色がおいしそう…。
いやいや、そぞろ歩きながら公園のベンチで詩集を読んじゃったりするのが似合う季節ですよね。うつくしい。

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いまさら、はりぽた

めぐみ(妻)です。

「ハリー・ポッターと死の秘宝」読了~。
いやー、見事に忘れてました。何だっけ、分霊箱って?やっぱりRPGは一気にやらないと前の話忘れるよねー。

それにしても、言葉が端から全部訳されてくもんだから、物語の起伏や強弱が伝わりにくいと思うのはわたしだけ?(強弱をつけるのに活字の大小ってそりゃねーだろ、ブログじゃあるまいし)
「アルバスと近しいものは皆―――私もその幸運な一人だが―――アリアナの死と、その死の責めが自分自身にあると考えたことが(もちろん彼に罪はないのだが)、アルバスに一生消えない傷跡を残したという一致した見方をしている。」
このいかにも同時通訳者的な直訳っぷり、読みにくくないですか。仮にも児童書、文芸作品の訳かなあこれ。誰か、小説の訳の得意な方の訳本で通読したいです。

子供でもなく、子供を持つ親でもない人間にはもう、ビルドゥングスロマンは楽しめないのかしら。少年が様々な経験を積んで成長する物語になんかつきあってられまへん、みたいな。ああ心が狭くてすまない。

いやいや、ぐだぐだ言ってますが、面白かったです、普通に。普通にって。

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いんげんだもの

めぐみ(妻)です。

図書館で、表紙借り(「ジャケ買い」とは似て非なるものですね)しました。
「いんげんだもの」清水ちなみ。
OL委員会という素人さんたちによる格言(?)を集めて相田み○を風に表現した本です。くだくだ言いはすまい。とりあえず笑えます。
ちなみに「にんじんだもの」という第一弾があるようです。こっちも借りてこよっと。

「ない胸は揺れない」に夫は大層ウケてました。うるさいわい。ああ、揺れないともさ!

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カレーライ「ス」

めぐみ(妻)です。

先日壁に貼ったボードはあえなく落下しました。しくりん。でも、夫の力技でもう一度ぎゅううっと壁に押し付けたら、いい具合に貼りついて48時間経過しました。よかったよかった。

ところで最近読んだ本。「カレーライフ」竹内真。19歳の主人公と同じ年頃の5人のいとこたちによる青春小説、といったところですが、何せ悩めるお年頃をとうに過ぎた身としては「ああ、青春ってこんなんだったっけなあ」と遠い花火を見つめる心境でした。青春とは不安感、とは夫の弁ですが、不器用でぐだぐだにカッコ悪くて焦ったりあがいたり時間を浪費し続けた気がします(…今もか)。戻りたくはないなあ。若人よ、悩んで大きくなってくれい。あ、身体的には戻りたい。体力落ちたしお肌も曲がっちゃってモウ大変(苦笑)

そんなことを言いたかったわけではなくて、この表紙を見て夫が一言「ああ落ちつかない!」

Kare1

そうね、こうしたい。

Kare2

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